VS Code 拡張機能
figdeck VS Code 拡張機能は、シンタックスハイライト、スニペット、診断機能、CLI 統合により、Markdown 編集体験を向上させます。
インストール
Section titled “インストール”- VS Code を開く
- 拡張機能へ移動 (Ctrl+Shift+X / Cmd+Shift+X)
- “figdeck” を検索
- インストールをクリック
または Quick Open (Ctrl+P / Cmd+P) を使用:
ext install figdeck.figdeck-vscodefigdeck 固有の構文を素早く挿入できます。プレフィックスを入力して Tab を押してください:
| プレフィックス | 説明 |
|---|---|
figdeck-global | グローバル frontmatter(background, color, align, valign) |
figdeck-slide | スライド区切り付きの新しいスライド |
figdeck-transition | トランジションアニメーション付きスライド |
:::columns2 | 2カラムレイアウト |
:::columns3 | 3カラムレイアウト |
:::columns4 | 4カラムレイアウト |
:::figma | Figma リンクブロック |
figdeck-gradient | グラデーション背景 |
シンタックスハイライト
Section titled “シンタックスハイライト”figdeck 固有の構文が強調表示されます:
:::columns/:::column/:::figmaディレクティブkey=value属性(link, gap, width, x, y, hideLink, text.* など)- 画像サイズ・位置指定(
w:,h:,x:,y:)
スライドアウトライン
Section titled “スライドアウトライン”エクスプローラーサイドバーに全スライドのツリービューが表示されます:
- クリックでスライドにジャンプ
- スライド番号とタイトルを表示
- ドキュメント変更時に自動更新
コマンドでスライド間を移動:
figdeck: Go to Next Slidefigdeck: Go to Previous Slide
figdeck Markdown のリアルタイム検証:
- 閉じられていない frontmatter ブロック
- サポートされていない画像形式
- 無効な画像サイズ・位置の値
:::figmaブロックのlink=の欠落- 無効な Figma URL
- カラム数の検証
- gap/width パラメータの検証
クイックフィックス
Section titled “クイックフィックス”よくある問題を修正する CodeAction:
- figma ブロックに
link=プロパティを追加 - gap を最大値に調整
CLI 統合
Section titled “CLI 統合”VS Code から直接 figdeck コマンドを実行:
| コマンド | 説明 |
|---|---|
figdeck: Init slides.md | 新しいスライドファイルを作成 |
figdeck: Build JSON (current file) | JSON にビルド |
figdeck: Start Serve | WebSocket サーバーを起動 |
figdeck: Stop Serve | WebSocket サーバーを停止 |
figdeck: Restart Serve | WebSocket サーバーを再起動 |
figdeck: Show Output | 出力チャンネルを表示 |
ステータスバーにサーバーの状態とポートが表示されます。
VS Code の設定で拡張機能を設定できます:
| 設定 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
figdeck.cli.command | null | カスタム CLI コマンド(例: ["bunx", "figdeck"]) |
figdeck.serve.host | "127.0.0.1" | serve コマンドのホスト |
figdeck.serve.port | 4141 | serve コマンドのポート |
figdeck.serve.allowRemote | false | リモート接続を許可 |
figdeck.serve.secret | "" | 認証用シークレット |
figdeck.serve.noAuth | false | 認証を無効化 |
figdeck.serve.noWatch | false | ファイル監視を無効化 |
figdeck.diagnostics.enabled | true | 診断機能を有効化 |
figdeck.diagnostics.debounceMs | 300 | 診断のデバウンス時間 |
figdeck.images.maxSizeMb | 5 | 最大画像ファイルサイズ(MB) |
CLI の検出
Section titled “CLI の検出”拡張機能は以下の順序で figdeck CLI を検索します:
- ワークスペースの
node_modules/.bin/figdeck - PATH 上の
figdeck figdeck.cli.command設定
見つからない場合は、インストールまたは設定を促すメッセージが表示されます。
ワークフロー
Section titled “ワークフロー”- 新しいスライドファイルを作成:
figdeck: Init slides.mdコマンドを使用 - Markdown を編集: スニペットとシンタックスハイライトを活用
- サーバーを起動:
figdeck: Start Serveコマンドを使用 - Figma プラグインに接続: Figma Slides で figdeck プラグインを開く
- ライブプレビュー: スライドが自動的に生成されます
拡張機能はファイルの変更を監視し、Figma プラグインをリアルタイムで更新します。